「レースで得た知識、経験、技術を市販製品にフィードバックする」 その姿勢は今も変わらない。

2020年より参加を続ける「鉄馬」において22年春大会より使用し、開発を続けてきた「Z900RS BACK STEP KIT RACING」満を持して登場。「鉄馬」アイアンエキスパートクラスライダーを務める、森脇尚護 選手の「既存のものより深いバンク角と剛性があり且つ、動きやすいバックステップが欲しい」との要望に応える為に生み出されたのが、この“一体型総切削”バックステップキット。このユニークなバックステップキットは“一体型総切削”を採用する事で、相反するライダーの要求にも高次元で応えてくれるハイエンドバックステップキットとなりました。まったく新しい形状はバックステップの常識を打ち破ります。

深いバンク

ストリートでの使用を前提としていた従来品に比べ、大きくステップバーの位置をバック&アップさせたことで、深いバンク、前傾を得られる様に。これにより、フロントへの荷重が増え、今まで以上に自由なラインを選択することができるようになりました。

軽 量

レーシングポジション採用の為大型化したステップを、モリワキの知恵と加工技術で極限まで軽量化しました。

1. シミュレーションによる強度解析:
コンピュータ上で何通りもの強度解析シミュレーションを行い、剛性と軽量化の最適な設計を追求。

2. 実走テストによる剛性評価:
シミュレーションによる強度解析のみならず、ライダーによる剛性感とステップワークフィーリングを実走検証、評価。

バ ネ

可動部のバネには径が大きく反発力が強いものを採用。走行中にノブが動いてしまうことを防ぎながらも転倒時にはしっかりと倒れ、ペダルを保護します。

剛 性

多くのバックステップに採用されているヒールガード・ステッププレート・プレートホルダーの3部品を一体化させ総切削とすることで剛性を強化。締結箇所も削減となる事で、軽量化にも寄与しています。

一体型プレートデザイン

ホールド性と操作性を向上させるために、プレート表面を滑らかなラウンド形状に加工しました。これによりレーシングブーツのヒールプロテクターが引っ掛かることなく、スムースで正確、且つ素早いステップワークが可能となり、車体との一体感も向上します。プレートの表面の仕上げには、切削による等間隔のラインを入れ、ハイエンドモデルにふさわしい「美しい外観」を追求しています。

可倒式ペダルノブ

耐久レースなどで多く採用されている可倒式ペダルノブを採用。ペダルノブを可倒式とすることで万が一の転倒の際にペダルが破損することを防ぎ、ペダル交換にかかる時間を短縮。走行時間を無駄にさせません。

ポジション

印字オプション

バックステップの印字を承ります。料金は印字代7,000円、デザイン代15,000円より。(サイズやデザインにより金額は変動します)ご希望の方は下記のレースカスタムのお問い合わせフォームにてお問い合わせください。